2023.3.7

【猫の行動ミステリー】もうすぐお別れの時期だと悟った猫が見せる行動

ネコちゃんペットのいる暮らし

はじめに

いつも元気な姿で過ごしているネコちゃんですが、いつかはお別れの時がきてしまうものです。ネコちゃんとの別れを考えるとつらいですが、もしその時がきたら、安心して見送ってあげたいですよね。

「ネコちゃんは、亡くなる前に飼い主の元から離れる」や「死を悟ると一匹になりたがる」などという話を聞いたことがある人もいると思います。まだネコちゃんとの別れを経験していない人からすると、「本当なの？」と思うかもしれません。

ネコちゃんは、単独行動で生きてきた動物です。そのため、怪我や病気で弱っているところを敵に見つかれば、それは死に直結してしまいます。その本能が残っているため、ネコちゃんは死に際を見せないようになったといわれています。

今回は、もうすぐお別れの時期だと悟った猫が見せる行動をまとめてみました。

ネコちゃんが死を悟った時にとる特徴的な行動：隠れる

飼い主さんの経験談を聞くと、「一匹になりたがった」「暗い所に行きたがる」など、特徴的な行動をしたネコちゃんが多いことが分かりました。

ネコちゃんが病気を患っていて看病したくても、何故か押入れの奥に入ったままでてこようとしないことがあると聞きます。また、普段は飼い主さんの傍にいたネコちゃんが、スクッと立って普段は行かない部屋や、以前は行きたがらなかったお風呂場などに行くこともあります。

これらの行動は、飼い主さんに弱っている姿を悟られないようにする本能かもしれません。

最近は、完全室内飼いが増えたので、わざわざ出て行くということはなくなりましたが、外を知っているネコちゃんだと逃亡してしまったりすることもあるので、注意が必要です。

ネコちゃんが死を悟った時にとる特徴的な行動：甘える

いつもはあまり甘えたがらないネコちゃんでも、よく甘えるネコちゃんも鳴き声、見つめ方、行動や仕草など、普段とは違った甘え方をしてきたりします。そういったサインをネコちゃんは飼い主さんに送っています。

これは、ネコちゃんと飼い主さんにしか分からないことではありますが、飼い主さんの経験談を聞くと、「普段は抱っこ嫌いで添い寝もしないネコちゃんが、そばを離れなくなった」「亡くなる前日の夜はいつになく、甘えた声で寄ってきた」など、そのネコちゃんの性格や、患っている病気なども関係しているかと思いますが、ネコちゃんによってもさまざまな変化が見られるようです。

また、具体的な変化は分からないけど、「なんとなくいつもと違う」と感じる飼い主さんもいます。その意味がお礼なのか、別れの挨拶なのかは分かりませんが、きっと飼い主さんならその瞬間を感じ取ってあげることができるはずです。